■スプレッドは売値・買値の差額



スプレッドとは、私たち投資家が外貨(たとえば米ドル)を売買するときの差額を意味し、FX業者の手に入る“間接的なFX手数料”ともいえます。

よくFX初心者のうちに勘違いしやすいのは、為替レートの読み方です。たとえば、ドル/円の通貨ペアで「106.25-106.30」という表示があったとします。これは「1ドルが106円325銭から30銭の間で動いているんだな~」と解釈してはいけません。

低いほうの106.25は私たち投資家がドルを売るときの売値(Bid=ビッド)、高いほうの106.30は買うときの買値(Ask=アスク)と呼びます。アスクとビッドの差額は、投資家が実質負担することになります。この例だと差額は5銭。……つまり「スプレッドは5銭」ということです。

スプレッドの設定はFX業者ごとに違い、同じFX業者でも扱う通貨ペアによって異なります。また、同じ業者の同じ通貨でも値動きが活発な時間帯や、重大な経済指標が発表される前後などにスプレッドが拡大することもあります。


■委託手数料+スプレッドでFX手数料を考えよう



委託手数料がいくら0円でも、スプレッドが大きければ結局のところ支払うFX手数料のトータルが高くなり、それだけ為替差益での儲けを圧迫することになります。逆にスプレッドが低くても、委託手数料が高ければ結果は同じです。

FXの取引にかかる手数料は、常に委託手数料とスプレッドの両面から計算していくように心がけてください。



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