■FXは外国為替のトレード


FXとは「foreign eXchange」の略称で、外国為替証拠金取引とも呼ばれます。その名のとおり各国の通貨を売買し、その為替レート変動による差益で儲けようというのが基本です。安いときに買って高いときに売る……まったく株取引と同じ仕組みなのですが、その市場の成長ぶりはあらゆる金融商品の中で群を抜いています。

統計データによれば、2001年に300億円そこそこだった取引額(証拠金残高)は、わずか6年ほどで6000億円規模にまで成長。その時点でも市場は拡大を続けており「2010年までに1兆円規模になる」と専門家が予測するほどでした。ほんの数年で20倍を超える成長率というのは異例です。

では、なぜFXはこれほど投資家の人気を集めることができたのでしょうか? それはFXだけが持っている数々の魅力があるからです。


■FXならではの魅力


FXには数多くのメリットがありますが、主なところを挙げてみましょう。


【1】少ない初期費用から始められる
FXは口座開設費用がほぼ無料であり、最低の証拠金も安ければ1万円ほどで済みます。株式や不動産投資のように大きな元手は必要ありません。


【2】下がり続ける為替相場でも利益が出せる
株式投資は買ってから売りますが、FXは最初に売る(売りポジション)からでも取引スタート可能です。だから特定通貨の為替レートが下がり続けていても利益を出すことができます。


【3】スワップポイントで儲けられる
「日本円で米ドルを買う」など、低金利な通貨で高金利の通貨を買った場合は、その差をスワップ金利(スワップポイント)として受け取ることができます。これにより頻繁な売買を行なわなくても、為替差益以外から利益を上げることが可能になります。


【4】レバレッジで高リターンを狙える
レバレッジとは「てこ」の意味で、少ない証拠金を使って高額取引ができる仕組みのことです。株の信用取引すら3倍程度の倍率ですが、FXなら100倍以上の倍率(レバレッジ)で取引も可能です。


【5】取引はインターネットで24時間
株式市場は取引できる時間が各国ごとに限定されていますが、為替を扱うFXは週末を除き24時間ずっと動き続けています。だからインターネットでFX業者を仲介することによって、昼間に忙しいサラリーマンでも夜間取引などが簡単です。


【6】証拠金以上の損失が出ない
よく「FXをやったら破産リスクがあるのでは?」と誤解を受けますが、実際は含み損が一定レベルを超えた時点で自動的に「ロスカット」が入ります。このときは強制的に持っているポジションを決済させられるため、預けた証拠金よりも損失が膨らむ心配はありません。


■レバレッジの効かせすぎに注意


このように長所づくめに思えるFXですが、唯一の注意点は「欲張ってレバレッジを高めすぎないこと」……これに尽きます。レバレッジ100倍なら1万円の元手で100万円分の取引が可能――その反面、為替レートの読みが外れたときの損失も一気に100倍となります。

特にまだFXに慣れていないうちは低めのレバレッジ設定(1倍も選べます)にして、感触をつかんでいくと良いでしょう。魅力たっぷりのFXですが、取引のやり方によってはリスクがあることを決して忘れないでください。



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